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北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

【1378】Chateau de Meursault Savigny-Les-Beaune Les Peuillets 2010

 
シャトードムルソー サヴィニ・レ・ボーヌ・プルミエ・クリュ・一級“レ・プイエ
 
 このワインは、ムルソーで白ワインをいっぱい作っているメーカーの、そうではないエリアの赤ワイン。でも、ブルゴーニュじゃそういう事はよくあるわけで、気にする必要なし。先日、このメーカーのムルソー一級が予想を超えておいしかったので期待の抜栓。
 
 まず色。綺麗なブルゴーニュ色をしていて、少し前のラファルジェの平格赤に比べてはっきりと赤く、透明感はトントン。総じて美味そうな見た目だ。で、香りのほうは、さくらんぼのシロップ漬けみたいな、ごっつい甘い(けれども酸っぱさの片りんが残るような)香りがドワッと吹き上がってきて息が詰まった。そこからローソクのようなフレーバーと皮のようなフレーバーが追いかけてくる。
 
 口をつけてみると、若々しくてさっぱりとした甘酸っぱさ!さくらんぼ!さくらんぼ!箸にも棒にもかからないような、すごく軽いワインで後味も淡い。けれどもとにかくクリアな軽さではある。サヴィニ・レ・ボーヌのワインは、別に軽いからといって短所というほどでもなかろうから、これはこれで悪くない。そして二口目には、もう森の下草のような、土系統の香りが籠り始めているから嬉しいじゃないですか。「軽い一級」なんだけど、もう、これはこういうものとして楽しむしかないでしょう。ありがたいありがたい。
 
 ※二日目。土っぽい印象が少し引っ込んでしまったかもしれないけれども、無暗に酸っぱくなってもおらず、まずまず好ましい姿を維持していた。