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今回もまたワインの外稽古。ちょっと変わったワインが次々に出てくるとのことで、楽しみな一日。最初の品は、オーストラリアの有名どころの、2007年限りの単一畑のカベルネだとのこと。このあたり、よくわからないけれどもネットで見た限りではありがたいものの模様。
まず見た目。まあ、普通にカベルネしている感じ。香りを確かめると、梅系線香の香りが強く漂っていて、杉やヒノキの香りは初手では漂って来ない。ただの梅系っていうより、梅ジャムの香りのようなもっと甘い系統の香りもする。それからミントも。
口に入れてみると、ほっこりとした味&ふさふさとしたタンニン。果実味はオーストラリアワインにしては穏やかな部類と感じるけれども、これは、自分が高級ラインのオーストラリアカベルネを飲んだことが無いせいかもしれない。ブラインドで飲んだら、イタリアのアリアニコ種あたりを連想しそうな気がする。他の方が「赤シソのような」とコメントされていたけれども、まさにそんな風味があるようにも思う。
そろそろ飲み終わるという頃に、このワインから腐った切り株のような香りが漂ってきて良さげな雰囲気になってきた。ここでグラスが空になってしまった。長く飲み続けたらどうなったんだろうか。