北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

【1400】Michele Satta Bolgheri Rosato 2013

 
【ミケーレ サッタ】 ボルゲリ ロザート [2013]
 
 今日は白ワインという気分でもなく、赤ワインでもスパークリングでもない感じ。で、自宅在庫をみたらなんとロゼがあるじゃないか!こいつはトスカーナのボルゲリ地区の作り手の品。
 
 まず見た目。イタリアロゼワインとしては薄めだけど、ほんのり黄色っぽいスペクトルの混じった、ロゼにしてはオレンジ色寄りの色彩に驚いた。そして少し気泡が混じっているのにも驚いた。香りは、米ぬかが篭ったような香りに加えて、意外なことに(安)ピノ・ノワールやガメイにありそうなキャンディみたいな甘い香りが漂ってくる。
 
 口をつけてみると、おお、なんとも爽快な甘酸っぱさが主体、ロゼらしいオレンジピール系の苦味が混じって……というよりレモンの蜂蜜漬けみたいな苦味で、そこに米ぬかフレーバーが微妙に混じっている。これ、寒冷系シャルドネでも混ぜたんじゃないの?というような。でもネットで品種を確かめるとサンジョベーゼとカベルネソーヴィニオン主体とのこと。へー、それがこんな米ぬかっぽいフレーバー&酸っぱさになるとは意外。
 
 ※二日目は少しコクが感じられるようになって、白ワインめいた姿から少し赤ワイン寄りの姿に変わった。とはいえ大筋で爽やか&人懐こい路線は変わらず、価格を考えても良いロゼだと思った。