北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

【1449】Hugel Sylvaner Alsace 2014

 
ヒューゲル シルヴァネール
 
 このシルヴァネールって品種は、柔らかい飲み心地で人を威圧するところがなく、ふんわりと飲むには結構良いものじゃないかと最近見直していて、ふと、そんな時にヒューゲルの同品種のワインを発見したので購入してみた。お値段は1700円、類似路線っぽいソアーヴェクラシコとだいたい同じぐらいの価格帯での購入。
 
 まず見た目。少し緑色がかった、薄い白ワイン色。ほんの僅か、気泡が混じっている。その割にはグラスのへりはネットリとしている。香りは、目が覚めるような爽やかな香り、台所洗剤の香りをもっと硬派にして、ラムネを混ぜて、最後に蜂蜜をかけたような、期待以上の香りがする。これは楽しみだ!
 
 口に入れてみると、とにかく柔らかなアタック。ここまで柔らかいアタックのワインというと、自分の既知のワインではソアーヴェクラシコしか思いつかない。その後、ラムネのようなCO4を連想させる風味がシュワッと感じられた。後味にはベジタブルな、温野菜系の風味がしっとりと残った。ソアーヴェ系によく似ているけれども、ラムネっぽいスカっとした風味はあちらには無くて、これはこれで気持ち良い。爽やかで、困ったことに、がぶがぶ飲めてしまう。結局、嫁さんと二人がかりでまるまる開けてしまった。