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北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

【1450】Leflaive et Associes Monthelie 1er Cru Sur la Velle 2011

 
ルフレーヴ・アソシエ モンテリ一級 シュル ラ ヴェル ルージュ 2011
 
 最近、ポケモンGOのやり過ぎで根性の入ったワインを飲む気力が残っていない。つい、飲みやすいワインや安ワインに手が伸びてしまう。
 
 今回は、ちょっと格上でリハビリを。ただし「ドメーヌ・ルフレーヴの名前は借りているけれど、自社生産ではないワイン」の「モンテリ一級」という微妙なライン。でも、全力で味わって、このルフレーヴ・アソシエなるものを見極めたいところ。
 
 まず見た目。なかなか明るいブルゴーニュ色をしていて、あと一歩で「朱色」と言えるような水準。香りは、甘いイチゴチョコレートの香りがぷんと漂って後、雨の日の苺畑のような、湿り気のある香りがこんもり盛り上がってきた。若干ローソクっぽい揮発臭が混じっている。
 
 口をつけてみると、意外とさっぱりした滑り出し。甘酸っぱいというより酸っぱく、軽い飲み心地なんだけど、充実感がある。このあたりは、とにかく軽かったドルーアンの平格赤とは様子が違う。良くも悪くも「雨の日の苺畑」みたいな風味があって、活きは良いけれども植物系の生臭さ。滋養はあるし素朴なワインだけど、凄みは無い。
 
 ただ、今日の夕食(牛肉の野菜炒め、カジキをバジルぶっかけてグリルしたもの他)とはとても良い相性。食事時のワインですか。しかし、こういう、滋養があって食事に合うワインとしては、このワイン、ちょっと高すぎる。それと、こういう滋養ワイン路線でいくなら、むやみに酔いが回ってはいけないはずなのに、こいつはどうもアルコールが回る感じがして、スケールの割に酒臭いと思う。こんなの、ほとんど難癖に近い注文だけど、名門「ルフレーヴ」の名を冠するワインなら、そういうところにも目配りが利いて欲しいし、それが無理なら、一本3000~4000円の、無名なメーカーが作っているマイナー畑*1のワインに伍する存在ではないと思う。
 
 ※二日目。えらく土臭い、ますます野良臭いワインになってきた。甘さも派手さも控え目で、ブルゴーニュの一級としてはいかにも地味。ところが、地味=駄目ではなく、昨日よりもずっと味わい深い地味さになってきたぞ!サクランボのような赤系果実のかわいらしい甘味も増大して、ここに来てグッと「よくできたマイナー畑のワイン」っぽくなってきた。もともと小柄なワインだからか、まとまりも良い。評価を上方修正、まずまず頑張っていると思う。
 

*1:ペルナンヴェルジュレスとか、ラドワとか、そのあたり