北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

【1463】Domaine Leflaive Bourgogne Blanc 2006

 
ドメーヌ・ルフレーヴ ブルゴーニュ・ブラン
 ※リンク先はヴィンテージが異なります
 
 見た目は、かなりアンズっぽい色合いというか、オレンジ色に近い。ところがこのワインには微妙に緑色っぽさが残っていて、ある種のオレンジ系果物みたいな不思議な色をしている。香りは、さっきのシャンパーニュに負けてか、アンズがほんのりするかしないかぐらい。
 
 口に入れると、なにより舌触りの柔らかさ、ニュニュっとした過度の無い口当たりが印象的。酸味も果実味も中庸、少しアンズの雰囲気はあるけれどもバランスの良いシャルドネだ。このメーカーのマコンのようなフレッシュさと酸っぱさで押すようなものでなく、非常にバランスのとれたところでまとまっている感じ。パンやサラダとの食べ合わせは抜群で、威張り散らすこともなく、「おいしさ」で言えばさっきの高級シャンパーニュに負けるところがない。複雑さではさすがにかなわないが、美味さならこっちで十分。シャンパーニュの後で目立たないかと思いきや、さすがのルフレーヴ、見事に持ち堪えてくれた。