北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

【1468】Apollonio Salice Salentino 2012

 
アッポローニオ・サリーチェ・サレンティーノ・ロッソ 2012
 
 今日の夕食は味噌風味で豚肉を焼いたもの、豚肉でホウレンソウを巻いて焼いたもの中心。これに合わせるのは、イタリアのかかと、レッチェ近郊のメーカーがつくっている濃厚赤ワイン。
 
 まず見た目。茶色っぽくて黒っぽい、いかにも南イタリアワインらしい外観。香りは、グラスの外へチョコレートっぽい香りが溢れてくるけれども、グラスに鼻をつけると少しニスっぽい甘くてジャムっぽい香りと、お線香系っぽい香りが混じってくる。総じて、これも南イタリアの赤ワインらしい。
 
 口をつけると、ごっつい苦みと非常にコクの強い展開。そしてコーヒー! 渋みがぼうぼうに来て、渋みが苦手な人にとっては苦行のレベルだと思われる。このワインには酸味も果実味も感じられるけれども、苦みやコクや渋みのほうが強いので、酸味よりもそれらのほうが後味に占める割合が高い。
 
 ※二日目。少し酸味が勝ってきてしまった。このワインのコクや苦みの強さが引っ込んでつまらなくなったかなあ。