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北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

【1506】Domaine la Mereuille Cotes-du-Rhone-Villages 1999

 
コート・デュ・ローヌ ヴィラージュ [1999]ドメーヌ・ラ・ムルイユ
 
 このワインはローヌの平格赤ワイン。ただ、ヴィンテージが妙に古くて1999年、ここまで古い平格のローヌは飲んだことがない。いったいどんな状態になっているんだろうか。
 
 まず見た目。びっくりするほどレンガ色!オレンジ色っぽさが目立ち、不透明で濃い。普通のワインレッドよりも紅茶の色に近い。グラスに注いだ瞬間に、古酒にありそうな、ベンゼン環のついていそうな揮発臭がフワッと舞い上がった。熟れたメロンのような香りがした後は、あまり香りが感じられないので口をつけてみた。
 
 口をつけると、これまた古酒っぽい感触。近いものとしては、いつぞやの古スペインワインで感じたものの廉価版、あそこまで線が細かくもないけれども、安物なりにうまくまとまっている。熟成メロンのような甘い風味、漆喰のようなフレーバー、飲み進めると少しずつ明らかになってくる健在な果実味。あとはなんだろう、シラーかガルナッチャ(グルナッシュ)由来とおぼしきジャムのような濃さは意外と生き残っている。長い時間が経っているからか、渋みの攻撃性はそれほど高くはない。
 
 ※翌日はいくらか痩せたがメロンっぽい熟れた雰囲気は残存。ある程度は飲める状態だった。