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北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

【1511】Farnese Montepulciano d'Abruzzo "Casale Vecchio" 2015

 
「カサーレ・ヴェッキオ」
 
 このワインは、イタリアのアブルッツォ州ではメジャーなメーカーの、割と有名な品。3年前にも飲んだことがある。どんな品だったでしょうか。
 
 まず見た目。すっごく暗くて不透明な、やや青紫色がかったタイプ。この、青紫色ってのはモンテプルチャーノ・ダブルッツォぽいけれども、濃さが違う。香りは、チョコレートのような、たぶん木樽とおぼしき香りがびっしりとして、その後ろから新鮮な葡萄風味がこみあげてくる。ちょっとキツい木の匂い。
 
 口をつけると、やはり木樽!オークが効き過ぎているのでは?ただ、そのおかげで舌触りは滑らかで、その後ろから果実味がじわじわと来る。たぶん、新世界でモンテプルチャーノ・ダブルッツォを作ったとしたら、こんな雰囲気になるんじゃないかというような。前回は「滑らかな」と書いてあるけれども、今回はオーク樽がつっかかって来るようでちょっとしんどい。果実味が足りないわけではないけれども、それでも樽の力が強く、呑み進めても拮抗ぐらいまでで留まっている。これは、明日飲んでみたほうが良いだろうからと思い、多めに残して明日へ。
 
 ※翌日。樽の風味がだいぶ抜けて、と同時に果実味も少し弱くなった。とはいえ、これでやっとモンテプルチャーノ・ダブルッツォらしいスミレっぽさ(注:キアンティ・クラシコとは違ったやつ)が強く香り立つようになった。