ヴィノヴァリー デーモン・ノワール
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このワインは、濃い系品種・マルベックでつくられたワイン。慌てずゆっくり呑んでいきましょう。
まず見た目。黒ずんで不透明な液体、とても濃い。「青紫」とまではいかないけれども「赤」より「赤紫」を意識させるカラーだ。香りは、少し梅っぽいけれどもツーンと来ないでクリーミーな雰囲気を伴っている。
口に入れると、墨汁っぽさを帯びた、甘すぎず酸っぱすぎない雰囲気。タンニンが強く、たぶん糖度も高めっぽいけれども、墨汁っぽさのおかげか抑揚がきいていると感じる。ボルドーの安ワインと比べると、あちらよりも酸味・果実味が強くて握り拳がきいていて、南仏系とボルドー系のどちらともとれる風味がする。明日以降は、もう少し酸っぱくてきついワインになるんだろうか。マルベックは苦手な部類なんだけど、とりあえず初日は自分でも飲めるワインでした。
※二日目。重くて能面のようながっかりワインに。とても呑めません。自分の体調が悪いのかな?翌日へ。
※三日目。イチゴミルクみたいな柔らかさが出るように感じられ、ちょっと呑みやすくなった。まだ重い感じはあるけれども、これならぎりぎりいけるか。ただ、呑んで元気が出るワインではないなー。