北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

【1530】Pablo Claro Vino de la Tierra de Castilla 2014

パブロ・クラロ シャルドネ

 
 このワインはシャルドネでてきていると書いてあるけれど、見た目はすこぶる薄い白ワイン。香りは、水仙に通じるような爽やか系の花のフレーバーが漂い、後になってパイナップルっぽい香りが付け加わってくる。リンク先によれば、樹齢10年でオーガニックでビオなワインなんだそうで。
 
 味は、ザ・パイナップル!すごくパインっぽくてトロピカル、黄桃とか白桃とか、そういった風味もあるかもしれない。香りも手伝って、シャルドネにしてはヴィオニエっぽい香りで押してくるタイプ。で、飲み進めるとふくらみはあるけれども味の真ん中が空っぽのような、これまた(あまり高価ではない)ヴィオニエにありそうな特徴を伴っていて、なるほど、こいつが安ワインであることがわかるような気はする。少し苦みを伴っていて、植物系の茎のような風味を伴っているのも、なんだか直球シャルドネとは系統が違う感覚だった。