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北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

【1533】Jean-Marc Millot Grands Echezeaux 2001

 
ドメーヌ・ジャン・マルク・ミヨ・グラン・エシェゾー
 
 まず、見た目は薄い赤色、少しオレンジ色がかっていて、辺縁は薄い。香りは、桐のたんすとジビエが香り始めた。嫁さんに言わせれば、ツナや醤油もあるという。そうかもしれない。
 
 口に含むと、かなり柔らかい、するするとした味ながら、ニュニュッとして口当たり良い。アセロラっぽさに届かない程度。口に含んだ頃から、スパイシーな風味がブワッと舞い上がってきて、急に香りの強度が強くなってきた。今日の夕食はステーキ中心の洋食っぽいものだったけれども、これだけのワインでも意外なほど食事と調和する。なるほどー、ワインってやっぱり食事に合うもんだなと痛感。でもって、子どもはカレーを食べていたんだけど、普通、カレーとワインの相性は悪いとされているんだけど、このワインはあまりにもスパイシーで、カレーを間に挟んでも(水を飲んでインターバルを作っているとはいえ)全く負けない。凄い香りで迫ってくる。そして、ときにはフルーティーな果実味がこみあげてくることもあり、飲み心地にミルキーな雰囲気を宿したり、なかなかに元気がある。
 
 さらに飲み進めると、漆喰の香りや土の香りがこみあげてくる。そしてどんな時もスパイシー。先日のモニカに似た、ちょっと温かい飲み心地や、熟成ワインにありがちな夕張メロンのような甘い香りもよぎる。かと思えば、雨に濡れたワインというか、湿ったイメージをもって迫ってくることもある。飲めば飲むほど奥行きが現れてくる、畑の名前に恥じないワインだった。