北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

【1554】Domaine Dujac Gevrey-Chambertin Premier Cru Aux Combottes 2005

 
デュジャック ジュヴレ・シャンベルタン 1er オー・コンボット
 
 華々しい特級の後に出てきたのは、コート・ド・ニュイの名門・デュジャックが作った一級「オー・コンボット」の2005。ヴィンテージと作り手を考えると、これはまだまだ若いかもしれないと思いつつトライ。
 
 まず、グラスに注いだ色が黒い。とにかく黒くて、まだ若いはずなのに焦げ茶色っぽさを帯びているようにみえる。で、香りを確かめると「閉じている」っぽい。いや、ひとつ前のワイン(モーム)がフェノール臭をドッカンドッカンさせているせいで、わからなくなっているだけなのかもしれないけれども。しかし、ジビエっぽい香りはかなり濃い。これは、
 
 口に入れてみると、初手ではまだかなり硬いと感じる。タンニンがばさばさしているなんてことはなく、しっとり&上品なほうかもだけど、とにかく硬い。これ、ミネラルも手伝ってのことなのか?あと、このワインは見た目通り、赤色系果実より黒色系果実を連想させる。 ただ、飲み進めていくと少しずつ打ち解けてきた感じはある。
 
 このワインは、初手から全開の特級と、エレガントな特級に挟まれたせいで、損をしていると感じた。今が楽しみっていうより、まだまだこれからが楽しみってやつでしょう。あと、このワインを飲む頃にはだいぶお酒が回ってしまって、ちょっとわけがわからなくなりはじめていた。
 
 銘酒を飲みまくって酩酊ってのは本望、なんだかハッピーになってきちゃったよえへへ。