北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

【1572】Cavicchioli Lambrusco Grasparossa Amabile (N.V.)

 
カビッキオーリ ランブルスコ グラスパロッサ アマビーレ
 
 暑い夜に呑むランブルスコは、無条件で旨いけれど、今日の品は、カビッキオーリの定番品。絶対にはずさないでしょう。
 
 まず見た目。ランブルスコとしては濃いカシスレッドで、なにより、泡がピンク色にきれいに染まっていて、生ビールよりももっとモコモコとした泡が吹き上がる。香りは、ほんのりと飲むヨーグルトブルーベリー味っぽいやつが来る。
 
 で、飲んでみると、今回は意外と苦みと果実味がしっかりしていて、後味には甘い味が来るけれども、ランブルスコの中甘口にしてはビター。苦みと、ランブルスコにしては豊富なコクのおかげで本格派赤ワインに近いかな、と思ったりした。でも、少し経つと飲むヨーグルトブルーベリー味っぽい雰囲気がせりあがってきて、いつもの雰囲気に寄ってきた。にしても、あいかわらず美味くて、生臭さがなくて快適。もうランブルスコというジャンルは、これ一種類でいいんじゃないかとも思ってしまった。