北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

【1579】Domaine Michel Lafarge Volnay 1er Cru 2009

 
ミシェル・ラファルジュ ヴォルネイ プルミエ クリュ 2009
 
 まず見た目。ヴォルネって、一級でも色が薄い。とても明るく、透明感のあるワインレッド。香りは、一瞬、アセロラっぽいかなと思ったけれども、深いチョコレートに変わっていく。赤系果実、という点では先日のプス・ドールの同じくヴォルネ一級と共通しているけれども、こちらのほうがチョコレートの押し出しが強い。
 
 口に含んでみると、チョコレート風味がしっかり。ふっくらとしたタンニンとチョコレートを伴いながら、たっぷりとした果実味がのどを滑り降りていく。若干、前回に比べると年を取った印象は否めないけれどもまだまだ現役。しばらくすると、雨上がりの森のような香りが籠ってきて、愉しみな雰囲気になってきた。
 
 ※二日目。森っぽさはあるけれども、息切れしている感がある。底のほうに、ピノ・ノワールにしては澱があったところをみると、このボトルは若干保存状態が悪かった可能性があるので、くたびれていたのかもしれない。前回に比べると、ちょっと物足りない感じだった。