北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

【1604】Canella Bellini (N.V.)

カネッラ ベリーニ
 
 このワイン、というよりカクテルは、ワインカクテルの大手、カネッラが作っているもの。カネッラのワインカクテルは、生のフルーツ感を活かしているのがウリなので、そういう雰囲気であって欲しいと思いつつの抜栓。
 
 まず、ワインボトルのなかに不純物というか、白っぽい桃の破片がたくさんみられる。ネクターのような不当目な桃色、むしろネクターよりも色が濃い。
 
 匂いは、ワインの香りを押さえつけるほどの桃。生臭いと言って良いほどの桃の香り。口に入れても、桃が強烈で、嫁さんは氷を入れて飲み始めた。まあ、わかるような気がする。しかし、ねっとりとした口当たりと、ガチで桃がたっぷりなところは誉めどころでしょう。桃をふんだんに使った、まさにベリーニの王道、ワインとしてはともかく、ワインカクテルとして考えたら、やっぱりこのメーカーがずば抜けていると感じた。