サンタ ディグナ シャルドネ レゼルヴァ 2015 ミゲル トーレス チリ 750ml
まず見た目。シャルドネとしてはかなり白っぽい色をしていて、軽い風味のつくりかな?と連想などした。香りを確かめると、爽やかな花の香りがするかしないかで、特徴的なところはほかになし。うーん、いまいちかな。
口に入れると、酸味のしっかりしたシャルドネなんだけど、口のなかで木樽とおぼしき風味がふっくらと膨らむ。ただ、それに果実味のボリュームがついてきていないのか、風味ばかりが風船状に膨らんでいる感があって、ちょっとチグハグな印象は否めない。こういうチグハグさはチリ産シャルドネには割とありがちで、あまり得手ではないかも。同価格帯の南仏産だともう少しトマト野菜系が強くなりそうで、同価格帯のイタリア産だと酸味一辺倒になりそうな気がする。ともあれ、これはこういうものとして楽しんでナンボ。
※二日目は、植物の茎のようなエグさも加わってますますしんどいワインとなった。こういうの感心しません。このワインに払っていいのは800円まで。