北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

【1666】Terrasses de Guilhem Chardonnay Pays dOc 2016

 
ムーラン・ド・ガサック / テラス・ド・ギレム・シャルドネ [2016]

 このワインは南仏産のペイ・ドック規格のシャルドネ。グラスに注いでみると、ちょっと緑色がかった薄い色合い。香りは台所洗剤系のすがすがしさ重視で、シャルドネのなかでは軽量-爽やか型かと思った。
 
 ところが口に含んでみると意外と膨らむ。木樽かバニラか、そういう風味がしてメロンっぽい風味と柑橘っぽい味が合体したような。こういうのは、チリ産のシャルドネにはよくあるパターンで、個人的にはあまり得手ではない。酸味はそれなりあるんだけど、それを上回るメロン風味で、膨らみの大きさに酸や果実味がついていっていない感じがする。チリ産のシャルドネが好きな人にはお勧めできるかもだけど、そうでない人にはちょっと。
 
 ※二日目のほうが僅かに酸味が増したかもで、こっちのほうが飲みやすいと感じた。