北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

【1672】Cantina Santa Maria la Palma "Aragosta" Frizzante (N.V.)

 
アラゴスタ フリツァンテ NV
  
 今日の夕食は、秋刀魚を中心にしたさっぱりワインが欲しくなるようなもの。味わうようなワインでなく、秋刀魚のオマケになるような品として、イタリアはサルディニア産の微発泡ワインを選ぶことにした。
 
 まず見た目。わずかにグリーンがかった薄めのカラー。泡は細かく少ないうえに、グラスにやけに大粒の泡がくっついている。このあたり、普通のスパークリングワインではなく、微発泡ワインという感じだ。香りはほとんどない。
 
 口に入れると、ちょっと苦みの利いた爽やかな味。ただし、サルディニアのヴェルメンティーノにしては酸味や石灰風味が乏しく、踏み込んでくるところがない。シュワシュワとした口当たりとテキトーな風味で、適当に呑むようなワインだ。でも、秋刀魚のお供としては十分ではある。夏に、適当な魚料理とやるにはよさそうなワインではある。ワインそのものに期待するようなタイプではない。