北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

【1711】Joseph Roche Sauvignon Blanc 2015

IGPペイ・ドック・シャルドネ [2016] ジョセフ・ロシュ白ワイン フランス ラングドック
 
 このワインは、南仏系のお値段控え目なソーヴィニオン・ブラン。このソーヴィオン・ブランって安物でも一定以上はおいしくて、夏場で雑に飲みたい時には割と良いように思う。身体を冷やしたい、ぐらいの気持ちで抜栓。
 
 まず見た目。あまり緑色っぽくはなく、麦わら色、ソーヴィニオンブランの新鮮なやつとはちょっと違う方向性。香りは初手ではあまりはっきりしない。
 
 口をつけると、ちょっと玉葱っぽい味がする。それと酸味はあるけれど酢酸っぽさが先立って、あまり心地よい感じではない。ソーヴィニオンブランにあって欲しいハーブっぽさ(北部のもの)、黄桃やトロピカルフルーツっぽさ(南部のもの)、どちらも乏しく、どうも酢酸が気になってしまう。このメーカーの赤もいまひとつだった記憶があり、望ましいとは言えなかった。グラスが進まない。
 
 ※翌日は、玉葱っぽさが薄らいでもうちょっと飲めるようになった。ただ、美味いとはいえず割と消化試合に近い感じではある。