北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

【1956】Cavicchioli Lambrusco Grasparossa Amabile (N.V.)

 
カビッキオーリ・ランブルスコ・ロッソ・グラスパロッサ・ディ・カステルヴェトロ・アマービレ


 このワインは、これまでに何度も何度も飲んでいるカビッキオーリのちょっと甘口ランブルスコ。簡単な肉料理なんかと一緒にいただくには一番イージーなのはこいつなので、今日はミートソース系の料理とのおつきあい。
 
 まず色。紫色の泡がしゅわしゅわと立ち上って、とてもきれい。赤紫色の液体に、青紫色の豊かな泡。まさにランブルスコ
 
 口に運ぶと、甘いけれどもさわやかさを帯びた、ブルーベリーヨーグルトじみた酸味のさわやかな飲み物。ごくごくいけるけれども、このランブルスコにはコクがあって適度な飲みごたえがある。もちろんミートソースとは相性良好、食事もワインもどんどん進む。甘口だからダメなんて感じは無く、とにかく万能。お正月明けのざっくりとした肉料理によくあう一本だった。
 

【1955】Fantini Pinot Grigio 2018

 
ファンティーニ ピノ・グリージョ [2018] (ファルネーゼ・ヴィニ)

 
 このワインは、ファルネーゼが実質やっているピノ・グリージョ。長らく飲んでいなかったけれど、お正月料理で適当にいただいてみることにした。
 
 まず見た目。すごく薄い白ワインで少し緑色がかっている。品種からいってもおかしくはない。香りは、びっくりするほどスモークな香りがある。それとグリーンな植物系の香りがプンプンする。
 
 口に運ぶとすごく爽やかながら豊満ちょっとマスカットをそのまま頬張っているような感覚がある。スモークさに伴って豊満さを伴っているけれども、これはピノ・グリ系のワインにはありがち。とても飲みやすく、いくらでも飲めてしまいそう。で、オードブルなんかに合わせているうちになくなってしまった。
 
 


 
 

【1954】Georges Duboeuf Beaujolais-Villages Nouveau 2019

 
ボジョレー ヴィラージュ ヌーヴォー 2019 ジョルジュ デュブッフ
 
 遅ればせながら!なんとボジョレーヌーボーをいただく機会が巡ってきた。やー、自分ではなかなか買って飲むことのないワインなのでちょっと楽しみ。いったいどんな内容だろう?メーカーはボジョレーの帝王とかわけのわからない呼び名になっているジョルジュ・デュブッフ。
 
 まず見た目。意外に蛍光ピンクが入っているんじゃないか?あとは梅干しの入った壺みたいな、ちょっとショッキングな感じのワインレッド。ピノ系とは明らかに違う。香りは、ごく弱くチェリー系の香りが感じられるけれども微弱。
 
 口をつけると、とにかく果実味がパーッと弾けて酸味もほどほど。ザ・果実酒というような。あれっこんなに飲みやすかったっけ?近縁のワインで思いつくのはマスカットベリーA。マスカットベリーAのうち、特にボジョレーを連想させる、あのへんに似ている。いやいや、こちらがパクられ元なんだろうけれど。果実味に透明感があるせいか、このワインに含まれる苦みやえぐみみたいなものも感じられるけれど、それでも一般的には飲みやすい赤ワインだと思う。なるほどこれがボジョレーヌーボー(2019)か。勉強になりました。
 

【1953】Golan Heights Winery Mount Hermon Red 2016

 
ヤルデン マウント・ヘルモン・レッド 2017
 ※リンク先はヴィンテージが異なります
 
 このワインは、ゴランハイツワイナリーが創っているブレンド型赤ワイン。このブレンド型赤ワインは、同社のラインナップのなかでは一番価格の安い、いわば量産型ワインなんだけど、今まで「ヘルモン インディゴ」しか飲んだことがなく、この「ヘルモン レッド」は初めて。インディゴはカベルネ・ソーヴィニヨンとシラーをあわせたものに対して、レッドはカベルネ・ソーヴィニヨンとメルロ カベルネ・フランとマルベックとプティ・ヴェルドという、亜ボルドー系とでもいう内容。正直、どんなワインかさっぱり見当がつかない。どんな品だろう。
 
 まず色。とても濃くて不透明な、たぶんインディゴとそれほど変わらないごっつい色。香りは、煮豆系のやつがいくらかあるけれども、それよりもプラム香が強く、ボルドーカベルネ・ソーヴィニヨン主体のワインたちに比べると煙突っぽさがあまり無い。
 
 口に含むと、口当たりがとてもまろやかで、タンニンがばっさばっさしてはいるけれどもシルキーな舌触り。舌触りがシルキーでも上顎にタンニンがばさばさ来るから赤ワインに慣れていない人にはちょっときつめかもしれない。で、果実味がやたら攻めて来るタイプではなく、煮豆っぽさやコクが前面に出ていて落ち着きがある。それでも、酸味を感じさせる爽やかな後味を伴っているし、梅系線香+ミントっぽい風味が鼻に抜けていくような、爽やかさがある。おいしくいただいた。
 
 ※翌日は、初日に比べると平凡な口当たりになった。悪くはないけれど、初日のほうが美味かった。
 

【1952】Fonseca Vintage Porto 1975

 
フォンセカ・ヴィンテージ・ポート[2000]
 ※リンク先はヴィンテージが異なります
 
 一連のワイン三昧の最後に出てきたのは、1975年のポートワイン。ポートワインは44歳でもまだ若いとのことで、あと数年待つのが理想なんだそうですが、はてさて。
 
 まず見た目。赤い!赤茶色!ルビーの輝きよりは少しオレンジ色ではある。ただ、そこらのオレンジ~茶色重視なポートとは様子がぜんぜん違う。香料(このときのアンヌ・グロのやつから感じるような、あるいはボーカステルから感じるような)、ニス、ざらめ糖、そんなのを全部混ぜたような香りがする。 
 
 口に含むと、ザラメ糖にニスが絡むようなすごい味がする。ただ、いい加減酔っ払っていてこのワインがいったいどのぐらい風味豊かなのか、ちょっとわかりかねるところはあった。酸味がまだくっきり存在していてこれがワインだったというのがみてとれ、これが後味をさっぱりさせているけれども、あと数年待ったらいったいどんな姿になったのだろう?
 

【1951】Chateau Haut Batailley 1981 (マグナムボトル)

 
シャトー オー バタイエ [2011]
 ※リンク先はヴィンテージが異なります。また、通常のボトルです。
 
 続いて、ボルドーの格付け5級、オー・バタイユがマグナムで出てきた。
 
 まず鼻腔に飛び込んでくるのは緑色のピーマン!この歳になってもまだピーマンが強いとか、どれだけ息が長いんだ? 口に運ぶと、アルコールがまわってぼんやりしていた目が覚めるようなシャキッとした飲み心地。酸味がとてもきれいでしっかりしている。甘味も酸重視でだらしなくない。折り目正しいワイン。それでいてトマトも効いている。これはいいボルドーボルドーに期待されるジェントルな雰囲気がここにある。良いと思う。