北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

【0035】Les Terrasses du Paradis 2005

 
 今回も、有望なリンク先が見つからなかったのでリンクは無し。
 
 南仏シリーズ6本詰め合わせシリーズの赤ワインのひとつ。かつてはインターネット上で1000〜2000円程度で買えたみたいだが、今はどこにも取り扱われていない。どうあれ、あまり有名なワインではないのだろう。
 
 南仏ってことで、また例のチェリーの匂いなんだろうなーと半ば覚悟して開栓すると、全く予想を裏切らないチェリーの香りがメイン。もう葡萄の品種の問題じゃなくて、この地方の赤ワインはこういうものなんだと思えばいいんだろうか?ちょっとだけ樽っぽい香りも混じっているような気がするけど、わざわざ確認するのも億劫になってさっさと呑んでしまうことに。
 
 味は意外と悪くない。ジューシーな葡萄味に、強すぎない渋みと円やかな口当たり。重たさや複雑さはないにせよ、非常に呑みやすく、いつぞやのようにスパイシー過ぎるということもないため、そんなに飽きが来ない。値段的には安い赤ワインなんだから、こういう素直で呑みやすく、香りの強いものは歓迎かもしれない。サクサクいけてしまう赤ワインは夕方から呑むには好都合で、近所の藤棚を眺めながら、だらしなーくいただきました。