北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

【0040】Tenuta di Angoris Villa Angoris 2008 (ハーフサイズ)

 
 
 http://www.angoris.com/pinotgrigio2.htm
 
 今日の昼食は、ローマ風カルボナーラ。日本風のソレに比べて胡椒が非常に利いているこの昼食に、何を合わせるべきなのか?とりあえずで、地元ラッツィオ州の白ワインを頼んでみたところ、店の爺さんが「いやいや、それよりもこっちを呑みなされ」と勧めてきたのがこのワイン。ハーフサイズで13ユーロ。ちょっと観光地価格だとは思う。
 
 香りは弱く、正直よく分からない感じ。んー、まるで安い白ワインっぽいかもしれない。けれども味のほうはミネラルとハーブのような風味がかなり強くて、ただの水っぽいワインで終わってしまっていない。かと言って、くどいかというとそうでもなく、カルボナーラの胡椒やハムとも喧嘩せずに調和し、鉱質やハーブの風味の余韻は結構ちゃんと残ってくれた。爺さんGJ.
 
 良作とは言えないけれども、無個性というわけでもない、まぁまぁの白ワイン。値段は正直あまりよろしくないにせよ、ちょっと呑んだ場所が悪かった*1ので、場所代だと思っておくことにしよう。暑い日差しのなかではちゃんと美味しかったし。
 

*1:パンテオンが目の前!