北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

【0061】Louis Latour Chablis La Chanfleure 2007 (ハーフサイズ)

ルイ・ラトゥール シャブリ・ラ・シャンフルール(リンク先はフルサイズ)
 
 今日は久しぶりにPCゲームを遊びながらワイン。本当は安物スペインワインにする予定が、夜も更け始めたのでハーフサイズで我慢しようと思って選んだ。1000円で購入したお手頃品。シャブリも、ワインログをつけ始めて初めての一本になる。今呑んだら、どんな印象なのか。
 
 匂いはまっすぐな籾殻臭。籾殻の隙間から、葡萄っぽい匂いと柑橘系の匂いが顔を出しているという印象。ついでに米糠のような匂いも漂ってくる。かなり強い匂いで、田舎っぽいといえば田舎っぽい、上品といえば上品、表現の仕方に迷うけれども、ワインらしいといえばらしいとは思う。
 
 味は…初っぱなは非常に薄味で、酸味が先行しまくりのさっぱりレモン味系だった。ただし、上述の米屋のような匂いの恩恵か、あまり安っぽい印象は受けない。中盤以降、鉱質っぽさを帯びた面白い後味が感じられるようになってきたけれども、ゴッテリ路線には向かわず、あくまで爽やか路線を堅持。古い米屋の奥から匂ってくるような香りで鼻を刺激しつつ、少しずつ鉱質っぽさを増していくレモン味を楽しめるワインだった。