北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

【0133】Chateau La Condamine Corbieres 2006

シャトー・ラ・コンダミンヌ[2006]年
 
 かなり前から、「これは消化試合になる」と思って避けてきたボトル。品種は不明ながらもカルビなんかに合うと書いてあるので、たぶんデイリーがぶ飲み用の一本なんだろう。「南仏ワイン6本セット」みたいなやつで購入したものだと記憶している。
 
 グラスに注いでみると、色は、かなり黒っぽい紫色で不透明感を伴っている。香りは、色によく見合った葡萄ジュース感を伴ったカシスっぽい匂い。味は、苦味が目立った状態で始まり、その後から葡萄ジュースっぽい酸味が追いかけてくる。渋みはあんまり感じられない。香りと苦味と酸味の間には調和らしきものは感じられず、かなり居心地の悪い感じを受ける。コクや厚みがあるわけでもないのに、やたらめったら飲みにくいというのは、どうにかならないのか。飲んでいる最中も香りだけは新鮮なのが一種の救いになってはいるけれども、安いなら安いなりのポテンシャルを発揮できぬまま終わってしまったような気がする。うーん、これは厳しい。1000円以下の価格でも納得に至らないかも。