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今日のワインは、国道沿いの西友で購入してきた南アフリカ産のもの。値段は750円ぐらいだったと思う。匂いの良いワインに出会えることを祈りながらの開栓。
グラスにそそいだ色合いは、綺麗な赤〜黒紫色。透明感もあるといえばある感じ。匂いのほうは、南アフリカだから強かろうと思ったら、案外そうでもない。最初はバニラの匂いがあったけれども、その後すぐに普通の葡萄の匂いと木っぽい匂いへと移って、あとはわからなくなってしまった。
けれども口に入れると…フワッと来た！チョコムースにサクランボソースをぶっかけたような甘みが襲ってきた。ちょっと甘すぎるぐらいかもしれない。舌の上に載せた感覚はヌルっとするほど滑らかで、膨らむ香りと柔らかな味を楽しめた。タンニンは控えめ、酸味もあまり感じない。なんというか、フカフカした赤ワインだ。「ジューシー」「コク」といった表現よりも「フカフカ」。木の匂いも良い感じ。
ただ、ちょっと甘すぎるのが気になった。もう少し甘みが少ないほうが呑みやすそう。甘さのお陰で「フカフカ」感が強まっているのかもしれないけど…。
※一日置いたら、少し甘みが軽くなって呑みやすくなった。
