北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

【0233】Brancaia TRE 2007

 
[2007]ブランカイア トレ
 
 夕食はごはん中心。スルメイカの葱焼き、ベーコンとアスパラガスの炒め物、筍の煮物。これじゃワインには合わないので、食後に単独でいただく前提ということで、久しぶりにスーパータスカン系とおぼしきものを。
 
 シンプルなボトルから人工コルクを抜くや、サクランボっぽい匂いがプーンと部屋に漂って、ちょっとハッピーな気分に。グラスには不透明でかなり濃いめの、僅かに赤みがかった色合い。匂いは、最初はサクランボか苺ジャムみたいな匂いだったけど、クリーミーな感じと木の匂いと神妙な何かが混じっているような。美味そうな予感。
 
 口に含むといきなり葡萄フルーツ風味がグシャっと広がりその後、ちょっとタンニンと酸味が追いかけてくる。後味や余韻はあまり無く、むしろスッキリとした感じ。口に含めている時だけ、葡萄ジュースな風味がグシャっと広がっておいしい。
 
 ところが、一時間ぐらいすると、なんだか鉄っぽいような、からみつくようなくどさを感じるようになり、今ひとつな感じに。これはワインが悪いのか、自分の体が悪いのか分からないけれども、なんだかキンキンしてきた。途中までかなり美味かっただけに、残念。明日の体調をみてということで。
 
 ※翌日に残り1/2を呑むと、キンキンがなくなって元の感じに。二日目もそれほど長所は変わらず。体調が悪かっただけだったのかも。