北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

【0235】Signor Grato Chianti Rufina Villa di Vetrice 2007

 
 キャンティルッフィナ・ヴィッラ・ディ・ヴェトリチェ[2007]
 
 これは、日本-カメルーン戦を見た6/14と、翌日6/15に分けて呑んだもの。
 
 不透明で濃い紫色の液体は、いかにもキャンティ系にみえる。匂いも例によってクリーミーなんだけど、葡萄というより豆と木の匂いがやけに強く、不思議な感じ。
 
 口に入れると柔らかないつもの…と思ったら、ちょっと攻撃的な渋味に遭遇してびっくり。歯にくっつきそうなシブシブとしたタンニン・舌の奥にくっつくような苦み・その後からジューシーな感じが訪れたけど、味はそれほどクリーミーでもない。でもトータルでみるとこれはこれで味があるというか、洗練されてないけれども野性味に溢れた感じがする。
 
 6/14のおつまみは、半額シールの貼られたプロシュート!この、洗練をきわめた滑らかな生ハムの味に、ワイルドなワインが意外とちゃんとついてくる。プロシュートを口に含んでいる時にワインを口に入れると、脂身が落ちていい感じ。ただ、生ハムが一緒だとワインの豆臭さが少し強まるのが玉に瑕かもしれない。
 
 ※翌6/15も風味は殆ど変化せず。プロシュートが無いと豆臭さは気にならず、普通においしかった。