北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

【0244】Don Perignon Brut 2000

 
 ドン・ペリニヨン 2000
 
 普段はこんなシャンパーニュを飲むことは無い。祝い事があって結構大人数でこいつを飲むことになった。開栓しようとすると、栓の周りがちょっとベタベタしているような気がする。吹きこぼれた?のかもしれない。ちょっと心配。
 
 実際にグラスに注いでみると、いい感じの麦藁色に、細かい泡が沢山、ゆっくりと立ち上る姿に安心した。なんだかおいしそうな見た目だ。匂いは、ちょっと酸味を感じさせるものに、生八つ橋のような甘くて柔らかい、シナモンか何かを連想させるような匂い。そんなに強い匂いではないけど、割と好きなタイプ。
 
 口をつけてみると、想像していたよりも軽い風味。発酵っぽさ・漬け物っぽさは意外と控えめ、酸味と甘みとトロみのバランスが良く、ほんのりとした甘さが後に残る。打ちのめされるような美味さという感じではないけど、上品においしいシャンパーニュ。普段、自分で呑むぶんにはこれは選ばなそうだけど、祝いの席の乾杯にはこういうワインが良いのかな、とか思った。