北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

【0256】Suzanne Vauthier Vosne Romanee 2004

 
シュザンヌ ヴォーティエ ヴォーヌ ロマネ04
 
 先日、ネット上でお付き合いさせていただいているRさんと、酒を呑みながら最近のトピックスについての情報交換の機会があった。都内の酒屋で、チーズや揚げ物を頂きながら上記ワインを開けることとなった。確か6300円+開栓料500円ぐらいだったと思う。
 
 はじめの匂いは、バランスは良いけれどもそんなに素晴らしいという感じでもない蝋燭&葡萄臭。これに比べると、特徴はあんまり感じられないけれどもバランスはいいのかな、ぐらいに思っていた。色は、透明感満点のワインレッド。飲み屋の照明に照らされているから、というのもあるかもしれない。
 
 味を確かめると、軽い感じのタンニンと酸味。まあまあジューシーといえばジューシーだけど、特徴といえるほどでもなく、匂いも含めて無難においしく、「確かにいいワインだけど、あんまりはっきりしないやつだなぁ」という印象。
 
 でも幸い、後半になってくると、土というか動物園というか、よくわからないベッタリとした臭いが混入しはじめて、面白い感じになってきた。これがヴォーヌロマネ臭なんでしょうか??後半になればなるほど、匂いの面では(良い意味で)臭くなってきて良い感じになってきた。味に比べると匂いが立派なワインだったけど、外で呑んで6800円でこれはいい感じだなぁと思った。