北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

【0278】Carpene Malvolti Prosecco (N.V.)(ハーフボトル)

 
カルペネ・マルヴォルティ プロセッコ ハーフ
 
 首都圏に遠征した時の、宿泊先のワイン。以前にも同じような呑み方をしたことがあって、その時は充分過ぎるほど楽しめた一本なので期待度大。デパ地下の鶏のハーブ焼きとトマトパン、チェリソをお伴にやりはじめた。
 
 かたいかたい栓をぬくと、色はかなりしっかりしたレモン色に麦藁色が少し混じったような感じ。まずまず綺麗にみえる。泡立ちも良好、細かい泡が何本も立ち上って簡単にはなくならない。ただし、粘りが少なめなのか、泡が上昇していく速度がやけに速い。
 
 匂いはすぐにはピンと来なかったけど、あいかわらず美味い。少し粉っぽい漬け物臭と苦みを伴うけれども、後味のすっきりした、さっぱりした呑み心地。コクと鉱質風味もかなりのもので、ちょっとスーッとするところもあるフルーティーさには幅広さがあるように感じられた。中盤からは石鹸のような・水仙のような匂いも混じって、飽きる暇もないうちに呑んでしまった。