今日はミートソースの日。赤ワインを必ず使うメニューながら、ちょうど良いようなワインが手元になく、やや値の張る(とは言っても1000円だけど…)このアメリカ産ワインに白羽の矢が立った。
注いでみると、かなり黒っぽいけれども透明感を失わない色合いで、僅かに煉瓦色っぽさを帯びている。匂いは、こみ上げてくるようなブドウの匂いが強烈ながら、僅かにコーヒーや杉を思わせるようなものが混じっている。パワフルなフルーツで押してくるけれども、それだけじゃないですぜ、みたいな。
口に入れると、うわっ柔らかい！渋さや苦みをあまり感じない、甘みタップリ・ふくよかでフルーティーなワインがスルスル入ってくる。引っかかるところは全然なくて、物凄く呑みやすく口当たりが良い。かと言ってフカフカするほどバランスが悪いわけでもなく、なんだかやたら呑みやすい。
半分をミートソースにしてしまったけれど、残りは充分すぎるほど楽しめた。やっぱりミートソースにしちゃったのが勿体なかったかも。
