北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

【0335】Santa Duc Les Plans Vin de pays de Vaucluce 2007

 
サンタ・デュック レ・プラン
 
 寒い寒い平日の赤ワインとして手頃なやつと思って選んだのがこれ。地域そのほかよくわかりません。品種は、グルナッシュ、シラー、メルロー、カベルネとのこと。
 
 抜栓すると、濃いめの赤ワインがどぼどぼと。黒っぽくて、青みや赤みに偏っている感じはあまり受けない。匂いは、葡萄のようでもあり小豆のようでもあり…トマトジュース…のような気がするけど、そんなわけないよね。
 
 口に入れると、ん?やっぱりトマト??いやいやそんな馬鹿な。でもなんかトマトばかり浮かんでくる。しっとりとして瑞々しくて、どこか塩っぽくもあるような…。二口目からは、タンニンの渋みがそれなりに口に広がり、葡萄っぽいといえば葡萄っぽいんだけど、どこか野菜(それも、やっぱりトマトが中心)っぽい感覚が残っている。塩っぽさはすぐ感じなくなったので錯覚だったかもしれないけど。
 
 暫くすると、えらく濃いような気がしてきて、酸味がはっきりしてきた。そういやプラムって、こんな感じだったっけ…?ボトルには澱も見えるので、実際濃いは濃いんだろう。自分には不思議な味に感じられた。