北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

【0336】Sula Brut (Methode Champenoise) (N.V.)

 
スラ・ヴィンヤーズ・ブリュット
 
 猛吹雪の日、雪かきをやった風呂上がりといえば泡モノに限る。ミートソースパスタを食べて、こたつに入って開けたのは、なんとインド産のスパークリングワイン。ラベルにインドっぽい太陽の絵が描かれている1500円ほどの品。はてさてどうなることやら。
 
 色は結構綺麗。レモン色というのが適当な感じ。泡は細かいものが間断なく底から立ち上り、いい感じ。鼻を近づけると、リンゴの匂いとメレンゲの匂いがかなりはっきりと感じられる。いいんじゃないの?
 
 口に入れると、軽い苦みと甘みが来た。ちょっと甘めの夏蜜柑を思い出すような。酸味は強烈というほどでもなく、良く言えばマイルド、言い方を換えれば無難なところでまとまっているような気がする。こう書くと「たいしたことがない」となりそうだけど、1000円台のスパークリングワインとしてはかなり美味いほうだと思う。アルコール度数が11.5%というのも手伝ってか、スイスイといける。インドでもおいしいワインが創られているのだなぁ。