北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

【0337】Paul Pernot Bourgogne Blanc 2006

 
ブルゴーニュ・シャルドネ[2009]ポール・ペルノ
 
 今日の夕食はキーマカレーだったのでワインは見合わせ。ただ、夜になってやっぱり呑もうということになって選ばれた一本。二日かけていただこう。ブルゴーニュの白なんだけど、アルコール度数が14.2%と高い。これはどういうことなんだろう?
 
 グラスに注ぐと、色合いは意外と普通。麦藁色を連想させるような、濃すぎない薄すぎない白ワインの色。匂いをかぐと…なにこれ?ニスや漆喰を連想させる匂い+メロン+台所洗剤。グラスをゆらゆらやると、メロンの匂いが突出してくる。あと、なんだかよくわからないけど、何かの香辛料を連想するような、個人的には懐かしい何かの匂いがするんだけど、よくわからない。
 
 口に運んでみると、最初はすごくマイルド…と思ったら、口のなかを引っ張られるような感覚が。表向きはアタリが柔らかくて甘いメロンみたいな匂いが鼻をかすめるような感覚なのに、数秒経つと、なにか口のなかを振り絞られるような感じがして非力な感じではない。よくある酸味や酸っぱさというのはそれほど意識されないけど、これも酸味の一種なんだろうか?やや呑みにくいかな、とも感じた。
 
 小休止にチーズを囓ったあとに呑み直すと、干しイチジクみたいな匂いがワインから漂ってきて、振り絞られるような感覚が軽減し、呑みやすく(ちょっと)偉そうな雰囲気に変わってきた。ああ、これはいい。おいしくいただくうちに酔いが回ってきたので今日はここまで。
 
 ※翌日になると、呑みやすさはそのままだけど、偉そうな雰囲気は一歩後退、といった感じだった。