北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

【0338】Remoissenet Pere & Fils Bourgogne Renommee 2000

 
ルモワスネブルゴーニュ・ルージュ・ルノメ[2000]
 
 極寒のなか、ブルゴーニュの赤を呑もうと思ってこれを。最近は暖房を入れてもまだ寒く、ちょっとボトルの温度が冷えすぎている感じがしないでもないけど、まあいいや。開栓した後、「こんな寒い日は、他の赤ワインのほうが良かったかも」と思ったけれども後の祭り。
 
 グラスにそそぐと、やや薄めの色合いながら、透明感のあるオレンジ色がかったワインレッド。歳月が経ってますねと思いたくなるような。匂いは、ボトルが寒さで冷え切っているせいかやや弱い。けれどもはっきりと、サクランボとカシスムースの中間のような匂いと、ちょっと革っぽいような匂いが漂ってきている。
 
 口をつけると、出だしは酸味が強く意識されたけど、後味はなんかコッテリしている。ヘビーという感じじゃなく軽いんだけど、コテっと。タンニンはすごく薄く、僅かに残っているかなという程度。慣れてくると、ほとんど引っかかりどころのない、やたらとスッスッと入ってくるワインに。時間の経ったブルゴーニュ赤って、こういう路線なのかな?もう一押し…はさすがに無いか。