北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

【0371】Feudi di San Gregorio Greco di Tufo 2009

 
フェウディ・ディ・サン・グレゴリオ グレコ・ディ・トゥーフォ[2009]
 
 今日の夕食はガーリックトースト、牡蠣のグラタン、鶏肉のトマト煮込み。この、ちょっとくどそうなメニューに何を合わせるか考えた結果、グレコ・ディ・トゥーフォを選ぶことにした。メーカーは、信頼のフェウディ・ディ・サン・グレゴリオ
 
 色は、少し濃い感じのする白ワイン色。間違ってもいつぞやのグレコのようなオレンジ色ではない。匂いがちょっと面白くて、花畑のようないつもの匂いの後ろから、スパイスのようなピリッとした成分と、ナッツのような香ばしい成分が追いかけてきた。これは期待が持てる!
 
 口に入れてみると、意外とコク&バターかな…と思いきや、来た来た、青リンゴ風の風味と、「ゴゴゴゴゴ」と擬態語にしたくなるような力強い酸味。二口目からは、青リンゴと酸味が大暴れするような展開。口に含むとハッカが混じっているような印象も受ける。とにかく爽やかなワインだけど、なんというか、カンパーニャ風の豪快な爽やかさで、そのくせ(?!)匂いと風味は凄く面白い。暫くすると、球根系の花の匂いとザラメみたいな匂いが混じってきて良い感じに。前回に呑んだ時よりも良いと思った。
 
 ※翌日になると…テキーラのような匂いと米袋のような匂いが混入。青リンゴ風味と酸味は円やかになって、顔つきが違っていた。喉の潤わせ、いやしてくれるような旨味があって、すごくおいしい。