北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

【0381】Vini Servetti Chiriera Rosso (N.V.)

 
セルヴェッティ キリエラ・ロッソ
 
 今日は夕食後に、デザートの代わりに甘口とおぼしきワイン。アルコール度5.5%なので、本当におやつのような感じだろうと推測。後で調べたところ、ピエモンテ州のヴィーノ・ダ・ターボラ(テーブルワイン規格)で、品種はブラケット、らしい。よくわからない品ながら、見かける頻度はけっこう高いような気がする。入手価格は1050円ぐらい。
 
 色は、暗いカシスのような。青さを帯びず透明感がある。ランブルスコに比べると、色はまだ明るいかもしれない。匂いは梅、葡萄ジュース、ヨーグルト。
 
口に入れると、シュワとした感覚とともに甘みとヨーグルトか乳酸菌的な風味が広がり、口当たりも柔らかい。このへんは甘口ランブルスコに似ている。ほんの少し、葡萄ジュースにあるようなくどさがあり、爽やかさはあってもコクはあまり感じられないにせよ、概ねおいしくいただけた。ワインを普段呑まない甘党の人は喜んでくれそうだ。ただ、コストパフォーマンス的に考えても、同じ系統ならランブルスコのほうがやっぱり優れている気がする。