北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

【0396】St. Magdalena Weissburgunder (Pinot Bianco) 2009

 
サンタ・マッダレーナ・ピノ・ビアンコ[2009]
 
 久しぶりのピノ・ビアンコ(ピノ・ブラン)ながら、ボトルには「ヴァイスブルグンダー」とドイツ語表記で書かれているややこしいワイン。このあたり、このワインの産地・アルトアディジェ州の事情を反映しているんだろうと思いながら抜栓。色は、少し緑がかった白ワイン色で、少々薄めかもしれない。匂いは、ママレモンのような匂いが幾らか匂ってくる。オイリーな感じよりもサッパリとした感じの匂いがする。
 
 口に含むと、まずグレープフルーツに似た苦みが目立つ。酸味はそこそこ目立つぐらいで、潤いもある。味の面では苦みが少し突出している感じがあって、渋ささえ感じることもある。その点と、やや単調な点に目をつむるなら、苦みを中心とした余韻も長めでまずまず楽しめた、と思った。