北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

(無題)

 
 
 本日は、いよいよディジョン→ボーヌ→オータン→ディジョンに帰還、という旅のスケジュール。ボーヌといえばブルゴーニュワインの聖地で、その周辺はすべてコート・ドールの葡萄畑。予め、『地図でみる世界のワイン』で地形を散々予習して行ったけれど、本当に地形図通りに名だたる畑が並んでいた。コルトンはモコっとした丘で、ラトリシエール・シャンベルタンには地図通り、小さな礼拝堂のようなものが立っていた。クロ・ド・ブジョの下の方の畑では、農耕馬が葡萄畑に入っていた。どこのドメーヌの畑なんだろう…。
 
 
 
 この旅では、マルサネからボーヌまでと、ボーヌからサン・ロマンまでのルートの畑を実際に眺めることができた。ムルソーは遠目に確認できた程度で、モンラシェ系は通過せず。なお、ガイドさんによれば、2011年のブルゴーニュは「とても暑く、葡萄の花の開花が早かった。2003年並み」とのことで、秋の収穫を前倒しする予定の農家が多い、のだという。ということは…。
 
 
 
 ボーヌでは、定番観光地であろうオスピス・ド・ボーヌとワイン市場を見学。その後、街中のワイン屋でお買い物。とにかく安い!とにかく種類が多い!どこまで行ってもブルゴーニュワイン。まず、ここで合計6本のワインを免税価格で購入して日本に送り、さらに一本のワインをスーツケースキャリー品として購入した。これらの買い物が吉と出るか凶と出るかは分からないけど、折角ボーヌまで行って買わないという手は無いわけで。
 
 
 
 そしてボーヌのカフェは、グラスワインとして一杯4-7ユーロぐらいの価格で、ポマールだのサヴィニだのヴォルネだのを呑ませてくれる。オスピス・ド・ボーヌの近くのカフェで白ボーヌを呑んでみたけど、あんまり凄いという感じではなかった。