北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

【0423】Chateau de Saint Cosme “Les Deux Albion”2008

 
コート・デュ・ローヌ ・レ・ドゥー・アルビオン 赤 2008
 
 今日の夕食は、竜田揚げ、豚汁、浅漬け、御飯。これじゃワインには全く合わないので、夕食後、チーズをかじりながらこれをやることにした。丈夫なワインとお見受けするので、二日に分けてゆっくりいただこうと思う。
 
 色はとても濃くて、不透明な感じ。グラスに注ぐ段階から、ふんわりと葡萄の匂いが漂う。線香系というか、神妙な匂いが混じっていると感じられた。
 
 口に入れると、ほっこりたっぷり、カフェオレをまず連想した。その後から、上顎にタンニンの渋みがしっとりと張り付いて、喉に向かって葡萄のフレッシュ&ジューシーな味わいがドクドク流れて行った。こりゃまたおいしい。夜が涼しかったこともあってか、濃い系でもまったく問題なく楽しめた。
 
 ※翌日になると、カフェオレというよりブラックコーヒーを思わせるような雰囲気に変化。少し苦みと酸味が強まったようになり、「ほっこり」というより「こってり」という感じになった。そして、微かに土系統の匂いも。翌日もこれはこれでいい塩梅。