北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

【0466】Le Haut Medoc de Giscours 2005

 
ル・オー・メドック・ド・ジスクール[2005]
 
 三本目は、これもハズレの少なそうなジスクールの量産型。過去に2003のハーフボトルと対峙したことがあって、その時はコストパフォーマンスの良さと飲みやすさにびっくりした記憶がある。
 
 グラスに注ぐと、一つ前のピノ・ノワールとは明らかに違った、赤茶色がかった、より黒っぽくて不透明な液体がワイングラスに注がれた。匂いは漬物系の発酵臭を帯びており、なおかつチョコレート的な雰囲気。とはいえ、一つ前のピノ・ノワールに比べると、匂い成分のなかに甘みが占める割合が少なく、どこか背筋のしゃんとしたような、柔和ではない雰囲気の匂い。
 
 ところが口に入れると、思ったよりも酸っぱい!それなりに甘みのあるワインで渋みもきつすぎないけど、酸味がやけに感じられる。ぶっちゃけさっきのピノ・ノワールのほうが酸味が少なかったのでは?と思うくらい。これは酔っているせいなんだろうか?それとも時期的に呑むのに適していなかった?匂いも、酩酊度のためかあまり色々と感じ取れず。今回はちょっとうまくいかなかった。