北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

【0468】Riondo Prosecco Vino Frizzante (N.V.)

 
リオンド・プロセッコ・スパゴ・フリザンテ
 
 このワインも、夏用としてストックしたもの。ものすごく読みにくいラベルのプロセッコ、値段は1400円ちょっとなのでそれなりにリスキーな領域と予想される一本。
 
 色はちょっと薄いシャンパン色といったところで、文句なし。問題は泡で、注いだ時に「シュワワワーッ」と来た後は、まばらに泡が昇るだけ。気の抜けた炭酸みたいな見た目。うわーやばそう。匂いは軽さを伴った漬け物臭で、こちらはプロセッコとしてはまずこんなものという感じ。
 
 口をつけてみると、漬け物っぽさをそれなりに伴った苦みが口に広がって、これまたプロセッコらしい雰囲気。ただし、やたら水っぽいうえに、泡としての爽快感が欠落している。あと、どこか「出来の悪い日本酒」を連想させる変に甘い風味も。一応、フリツァンテというジャンルは嫌いじゃないけれど、これはあまりにも水っぽ過ぎる&泡成分が足りなさすぎる。残念と思ってしまった。