北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

【0477】Chanson Pere et Fils Savigny les Beaune Hauts Marconnets 1er Cru 2005

 
 】シャンソン・ペール・エ・フィス サヴィニ・レ・ボーヌ 一級畑 オー・マルコネ 白
 
 以前、サヴィニ・レ・ボーヌの白ワインを開けてみたらすっかりダメになっていたことがあって、その雪辱を晴らすべく、良さそうなものを調達してきた。自家製パンをかじりながらやってみることに。
 
 グラスに注ぐと、思ったよりも山吹色っぽいような白ワイン色。もうちょっと薄い色なのかと思いきや。で、匂いのほうは、開栓時に柑橘風の匂いがパッと立ち上って、グラスに鼻を近づけると蜂蜜系の甘そうな匂いがふんわり。樽を想起したくなるメロン風の匂いもする。もっと酸っぱい匂いなんじゃないかと思っていたので、これもびっくり。
 
 でも口に入れてみると、新鮮なレモンっぽい酸味のほとばしる爽快なやつが来た。苦みは殆ど無い。匂いは甘くて蜂蜜でも味は鋭い辛口で、後味としてレモン的風味が長く残る。ふくよかさ?ハァ?何ソレ?みたいな。後味と匂いとを組み合わせると、なんだかとてもいい気分になる。「品のいいお嬢さんがゴスロリの格好をしているようなワイン」だった。