北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

【0479】OBiKWA Cuvee Brut 2010

 
 http://www.obikwa.com/wines/cuvee-brut
 
 日常的な日本食にワインを合わせるとしたら、泡は泡でも癖の少なそうなやつがいいだろうと思って、このワインに白羽の矢が立ったという一本。産地は南アフリカで、価格は680円。えらく安いので、ちょうど良いのではないかと期待しつつ抜栓。
 
 色は、やや薄いながら、一応スパークリングワインらしい色をしていて、黄色がかってはいる。泡は、グラスに注ぐときには派手だけど、すぐに少なくなり、いささか大粒。
  
 口に入れると、はっきりとした酸味としっかりとした苦味。それが、甘めのグレープフルーツみたいな甘さで連結されている。飲み込む際に、これらがごっそりとのどを通り過ぎて行き、けっこう呑み応えがある。その一方で、口当たりは水っぽくて、後味が清涼飲用水のようにあっさりもしている。それらを考慮しても、うまい。酸味が存在していても出しゃばり過ぎないので好みなのかもしれない。コストパフォーマンス抜群と感じられた。