北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

【0497】Moet et Chandon Brut Imperial (N.V.)

 
モエ・エ・シャンドン ブリュット・アンペリアル
 
 今日はちょっとした酒宴があったので「絶対に外しそうにない」手堅そうなワインを集めてみた。最初に開けるのは、定番シャンパーニュのモエ。カマスのカルパッチョ&サラダ、ガーリックトマトのパスタあたりの相手として。
 
 シャンパングラスに注ぐと、ちょっと薄めの黄金色がキラキラしていて、十分に美しい。ただし、細かな泡がそれなりに昇るにせよ前回に比べると泡の量が少ないような印象だった。匂いをかぐと、それほど強くないメレンゲ&青リンゴ臭という感じ。
 
 味わってみると、林檎っぽさを伴った適度な酸味と、柑橘系を連想させるような適度な苦み。どちらもそれなりに濃く感じられるけれども、バランスが良いお陰か、気持ちよくどんどん呑めてしまう。今回は、呑んでいる最中に、桃っぽい甘さを感じたような気がした。
 
 水っぽさは感じられず、飲み物としての濃度もしっかりしていている。相変わらずの安定感で、酒宴の最初の一本をしっかりつとめてくれた。