北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

【0545】Louis Cesar Beaufort Champagne Brut“Cuvee Hannalice”1er Cru (N.V.)

 
ルイ・セザール・ボーフォール・シャンパーニュ“キュヴェ・アナリス”・プルミエ・クリュ・一級・ブリュット
 
 このシャンパンは、税込みで2000円ぐらいの格安シャンパーニュ。あんまり期待しないでチーズと一緒にいただいてみることにした。
 
 色は、なんとも美しい麦藁色で、シャンパン!な泡立ち。かなり泡に勢いがある。匂いをかぐと、青リンゴの清々しさと、パンと八つ橋の中間のような、ほっこり柔らかい匂いが混じっている。
 
 口にしてみると、青リンゴの爽やかな感覚がシュワッと来たと同時に、強烈な炭酸と、びっくりするほどの酸味が来た!炭酸の強さとしては瓶入りのコーラやスプライトぐらいで、酸も強烈なんだけど、その酸が不思議と鬱陶しく無い。あと僅かでキンキンしそうな金属っぽさを伴っているけど、酸味や炭酸のお陰か、ぎりぎり許容範囲に踏みとどまっている。グレープフルーツのような苦みがあるけど、これも五月蠅くない。どの味も強烈だけど、うまいことバランスが取れている一本だった。