北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

【0554】Errazuriz Estate Pinot Noir Reserva 2010

 
 エラスリス・エステートピノ・ノワール・リザーヴ
 
 このワインはチリ産のピノノワール。ラベルには「Reserva」とも書いてあるけど、ネットで見た限り、これより安いクラスは無さそう。何がどうリゼルバなのやら。
 
 開けてみると、ほんの少し青紫色がかったところがあるような無いような、そんな感じの少し薄めのワインレッド。匂いをかぐと、新鮮な苺風の匂いがふんわりと匂ってきて、安定したおいしさを予感する。
 
 呑んでみると、少し生臭いというか…「ハズレピノノワール風味」とでも言えばいいのか、あんまり好きじゃない風味がふんわりと来た。でも、苺風の甘さとフレッシュさを伴っているせいか、夕食のピザやオニオンスープと一緒にやるぶんには、それなりにいけている。意外と苦みと渋みがはっきりしていて、ちょっと大柄なところもある。でも、苺風味の豊富さのせいか、アナケナのこれとはちょっと顔つきが違うように感じられた。ワイン単体での評価はいまひとつ。
 
 ※翌日になってもあまり印象は変わらなかった。