北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

【0580】Sella e Mosca Cannonau di Sardegna 2008

 
カンノナウ・ディ・サルデーニャ[2008]年・テヌータ・セッラ&モスカ
 
 今日の夕食は、餅米に黒豆その他色々を入れたおいしいもの・エビシューマイ・カワハギのおみそ汁。こういうご飯にワインを合わせるなら何がマシなのかと迷いに迷って選んだのは、イタリア産の赤ワイン。カンノナウという品種は、スペインでいうならガルナッチャ、フランスでいうならグルナッシュに相当するらしいけれども、サルディニアでは土着ワイン扱いらしい。
 
 色をみると、ほんのり茶色がかった赤ワイン色で、思ったよりも薄くて透明感がある。匂いはあんまりしない。口をつけてみると、軽い口当たりで、渋みもまずまず、甘みもそこそこ、酸味も程々、といった中庸を行く感じ。ただなんとなく人なつこいというか陽気な呑み心地で、飲み進むうちに葡萄風味が顔の周りに漂ってきて気、持ちよく呑めてきた。餅米系の食べ物やエビシューマイとも意外と仲良くしている。
 
 そんなに凄いワインってわけじゃないけど、一本1000円の赤イタリアワインに期待するようなものは大体あったような気がする。
 
 ※二日目も殆ど印象がぶれなかった。