北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

【0647】Pieropan Soave Classico 2011

ピエロパン ソアーヴェ・クラシコ 2011
 
 今日のワインは、いつものメーカー・ピエロパンのソアーヴェクラシコ。何度も呑んでいるつもりだったけど、実際には無印とは3年ぶりの再会。ユーロ安のせいか、かなり安い値段で手に入った。
 
 色をチェックすると、黄金色っぽかった同社の上位ワインに比べて普通の白ワインっぽい色をしている。ソアーヴェっていうからにはこれぐらいの色のほうが安心する。匂いをかぐと、ほんわりと爽やか白ワインっぽい匂いというか、酸味を予感させるような匂いが漂ってくるけれど、なぜか今回は蜂蜜臭のようなものが感じられる。ここのソアーヴェクラシコって、樽なんて使っていたっけ?
 
 口に入れると、酸味のまろやかな、アタックなで肩の、柔らか〜い味が広がった。酸味はまろやかでも存在感があって、綺麗&さっぱりとしたタイプ。後味にはあまり残らず、後味がマルっとしている(ブツっと味が切れるのでなく、クルンと味が切れるような)。飲み慣れてくると、これまたほんわりとしたハーブのようなヨモギのような風味が感じられて、これもけっこう気持ちいい(ただ、嫁さんに言われて気づいたけれど、塩素っぽさにも通じる匂いかもしれない)。温野菜のようなニュアンスは感じないけれども、とにかく柔らかい風味で驚かされる。
 
 二日かけて呑むつもりが、スルスルと呑めてしまって気づいたらボトルが空になっていた。